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環境整備事業組合議会

昨日は一日、印西地区環境整備事業組合議会でした。
印西市、白井市、栄町の2市1町で構成している事業組合で
管内約18万人のゴミの処理と処分を行う印西クリーンセンター、
還元施設の温水センター、最終処分場、
印西斎場、平岡自然公園等の事業を行っています。
いずれも、私たち市民の生活になくてはならない施設です。

現在千葉ニュータウン中央駅前にある印西クリーンセンターは
操業開始以来29年目を迎え、ごみの焼却施設としては全国でも最長寿。
老朽化が進んでいることから、次期施設の建設に向けて
検討が進められてきました。

組合が設けた用地検討委員会による3次の検討結果をを受けて
昨年末、組合管理者・副管理者(3市町長)会議において
次期施設の建設候補地が「吉田地区」に決定したところです。
今後、組合と地元町内会等において
建設予定地としての合意形成に向けて
協議が進められます。

印西市からは私を含め5議員が組合議会議員として
組合提案の事業や予算執行等の審査にあたっています。
全体では白井市からの3人、栄町からの2人の計10人です。

私は次の通告にそって一般質問を行いました。
詳細についてご関心のある方はお問い合わせください。

印西地区環境整備事業組合議会一般質問
                    松尾栄子
1.印西地区ごみ処理基本計画に基づく排出抑制の取り組みと成果について
 印西地区ごみ処理基本計画は平成26年度から40年度の15年間を計画期間として印西地区のごみ処理に関する計画を定めています。平成26年度はその初年度にあたることから、取り組み状況について伺います。
(1)平成26年度ごみ処理実施計画の進捗状況
① 一般廃棄物の処理について(排出量、前年同期比)
② 焼却灰の処理について(処理方法別処理量、前年同期比)
③ 有害ごみの処理について(処理量、前年同期比)
④ 資源物の処理について(処理量、前年同期比)
  ア、ビン類、ペットボトル、プラスチック製容器包装等
  イ、缶類の売り上げについて
  ウ、紙・布類の売り上げについて
(2)ごみ減量化の取り組みと実績

2.次期中間処理施設整備事業について
用地検討委員会の答申を受け、昨年12月、正副管理者会議での協議を経て建設候補地が吉田地区に決定しました。これを受けて組合では周辺町内会との協議を開始し、今年度中を目標に事業開始に向けた協定締結を目指すとのことでした。そこで伺います。
(1)吉田地区との協議状況
(2)周辺町内会への対応
(3)今後の取り組みとスケジュール
(4)次期施設稼働の目標年度について
(5)次期施設の規模について

3.現中間処理施設と余熱利用施設について
 次期中間処理施設の建設計画が新たな段階に入ったことを受けて、現焼却施設ほかの延命化対策等についても具体的な対応が求められる段階になりました。そこで伺います。
(1) 延命化(長寿命化)計画の現況について
(2) 国交付金等の取扱いについて
  平成39年度までの長寿命化計画に基づいて交付金の申請が行われていると思うが、現況と取り扱いについて。
(3) 温水センターの今後と老朽化対策について

「経済性」評価で逆転の可能性も  クリーンセンター用地検討

クリーンセンター次期施設用地検討委員会の審議が大詰めを迎える中、
9月7日の第15回検討委員会で、用地の取得費用に関して
現在地の評価額を検討に加えるかどうかが大きな問題になりました。

公募の候補地4カ所の用地費見込みは、
いずれも9000万円から1億8000万円の間。
これに対し現在地の不動産鑑定評価額は、
約10~20倍の17億8300万円です。

用地の取得費用だけで比べるなら
公募の候補地はいずれも購入費が新たな負担となり、
これに対して現在地は、新たに土地を購入する必要がなく、
最も経済的ということになります。

しかし現在地は、成田空港に直結する国道464号、北千葉道路に隣接し
千葉ニュータウン中央駅から徒歩数分の、
印西市のみならず近隣一帯の中でも群を抜く超一等地。
これを売却すれば、クリーンセンター次期施設建設の事業費全体が軽減され
印西市、白井市、栄町の組合構成市町住民全体にとっても
大きなメリットになります。
たとえ売却しないとしても、交通至便の現在地は、地域全体の住民にとって
現在の何倍も便利で有効な使い方ができるでしょう。

9月7日の会議では、印西市の複数委員に加え、白井市の複数委員からも、
現在地の不動産評価額を検討に加えるべきという意見が出されましたが
委員会は最終的に採決を行い、印西市を含む2委員が欠席の中、
5対6の1票差で経済性の評価に加えないことが決定されました。
その結果、これまでの順位は変動の可能性が出てきました。

クリーンセンターへ電車に乗ってごみを運んでくる人はいません。
なぜ駅すぐそばの超一等地にクリーンセンターをおいておかねば
ならないのか私には理解できません。

ずっと前の検討委員会(前計画時の検討委員会)で、
「駅前にあれば子どもたちが環境学習に来るのによい、
また遠くから電車で視察に来る人もいる」と発言した方がいましたが、
電車に乗って環境学習に来る可能性があるとすれば、
北総線沿線のほんの一部の学校だけで、
ほとんどの学校は、学級・学年単位のクリーンセンター見学には
市のバス等を用意するでしょう。
また、遠くから来る一部の視察者のために、
地域全体が駅前の一等地をクリーンセンターに充てておく必要もありません。

前計画時の検討委員会では、現在地を売却した場合の評価は
検討に加えられていました。
現用地検討委員会の結論はどこへ向かうのか。
これまでの経緯や30年間の周辺状況の激変から
現在地での更新はあり得ないと信じている現在地周辺住民の願いを
覆すものでないことを願っています。

13年2月環境整備事業組合議会

今年2月7日開かれた印西地区環境整備事業組合議会での
一般質問を掲載します。

◆まつお栄子
3番、印西市選出のまつお栄子でございます。通告に従い一般質問を行います。
質問1、次期中間処理施設移転計画の白紙撤回について
①9住区への移転計画の白紙撤回について、正副管理者間での協議の状況はどうか。
②12月25日の組合議会全員協議会で提示された概略スケジュールでは、25年度末から候補地を調査及び比較評価するとあります。この比較評価の中には、現在の9住区の候補地や現在地は含まれるのかどうか伺います。
◆板倉組合管理者
 まつお議員の質問1の①、9住区への移転計画の白紙撤回について、正副管理者での協議の状況はどうかについてお答えをいたします。
 昨年11月23日、12月17日、ことしに入りましてからは1月10日、1月29日と協議を重ねているところでございます。昨年12月25日の全員協議会で申し上げましたように、現施設の安全安定稼働を確保すること、次期施設の用地を確保すること、経費を最小限に抑えることを実現させるため取り組んでいるところでございます。
◆印西クリーンセンター工場長
 ②については、今後立ち上げます用地検討委員会の中で検討していくものと現時点では考えております。
◆まつお栄子
 昨年11月19日の印西市長からの白紙撤回の申し入れ以来、正副管理者間で何度も協議が行われているということですが、今現在も白紙撤回については合意に至っていないということでよろしいでしょうか、確認します。
◆組合管理者  はい、そのとおりです。
◆まつお栄子
 今現在の状況は、今後候補地の公募を行って、さらによい候補地があれば9住区と比較検討するということでよろしいでしょうか。
◆印西クリーンセンター工場長
 検討委員会の中で最初から9住区と比較検討するということではなく、その部分も含めまして検討委員の中で協議していくということで現時点では考えております。
◆まつお栄子
9住区も含めて新検討委員会で検討していただくということでよろしいですね。
◆印西クリーンセンター工場長
 組合のほうから、最初から9住区だ、現在地だ、あそこは入れる、ここは入れないとかというような、そういうような先入観というか、そういうような要望の中で検討委員会を開くということではなく、その辺も含めまして検討委員会の中で協議して、どのように取り扱っていこうかというところまで、ある程度は検討委員会の中で議論していただいた中で前へ進むのかなというふうに今の時点では考えております。
◆まつお栄子
先ほど来話も出ていますように、まだはっきりと合意に至ってはいないということでございますので、この問題につきましてはここまでにしたいと思います。
 それでは、私は今回特にこの2番目現施設の延命化対策についてを中心に伺いたいと思います。
①基幹的設備改良工事完了後の現施設の稼働年数について。
印西クリーンセンター更新計画は、平成30年には稼働開始から32年になる現施設の老朽化対策として進められてきたものであり、板倉管理者はこれまで、9住区への移転計画の白紙撤回に当たっては、おおむね5年間の期間延長を行い、その間に新候補地を公募などで決定し、新施設の整備を進めると説明してこられました。
 しかし、12月25日の組合議会全員協議会で示されました概略スケジュールでは、延命化計画のための詳細調査を2カ年継続で行う予定となっており、同計画を確定後、基幹的設備改良工事に取りかかるという方向と考えられます。
 一方、同時に配付されました交付金関係の資料では、同改良工事完了後の現施設稼働年数を10年とする案が示されております。基幹的設備改良工事、延命化工事ですが、これはおおむね3年程度で実施されているところが多い状況ですが、それでは今後、計画策定に2年、延命化工事に3年、これを経まして、工事完了後10年の計15年間、現在地で現施設を稼働することになるのかどうか伺います。
 ②延命化工事完了後の現施設稼働年数を10年とする理由について、同資料では、財産の処分制限期間が7年であることなどを挙げておりますが、市民への公約から、5年間の期間延長で一日も早く新候補地を公募などで定めるとの印西市長の申し入れの上から見ましても、現施設の稼働年数を15年(延命化工事後10年)とすることはこれまでと大きな乖離があります。工事完了後の稼働年数を10年とする計画は板倉管理者の承認の上であるのかどうか伺います。
 ③印西クリーンセンター更新計画が15年後に延期されることは、従来の説明からの大きな方針転換となります。地元周辺住民にどのように説明を行い、理解を得ていく考えか伺います。
◆印西クリーンセンター工場長
 印西市からの白紙撤回の申し入れ、昨年11月19日にありますように、印西地区住民の衛生的住環境を維持していくためには、新たな施設の整備と、新施設が稼働を開始するまでの間、現施設において安定的、安全な処理が継続されることが最重要課題となります。さらに、これらに係る経費の最小化と構成市町の財政負担の軽減が目標となります。このためには、特定財源の制度の活用、つまり国庫補助金ですが、交付金の最大限の活用が重要なこととなることから、その制度活用の条件を満たす観点から、議会の全員協議会の資料で一例をお示しさせていただいております。
 ①の延命化工事及びその後の稼働予定年数については、今後実施予定である機器等の詳細調査の結果に基づいて、現施設の延命化計画と次期施設の稼働開始予定を検討していく中で明らかにしてまいりたいと考えております。②についても、延命化計画策定の中で構成市町とも協議し、決定してまいりたいと考えております。③の地元周辺住民ということでございますが、延命化計画の重要性を理解していただくためにも必要と考えますので、必要に応じて、今後その都度状況に応じて実施してまいりたいと考えております。
◆まつお栄子
 ②の現施設の稼働年数を今後15年とする計画は管理者として承認した上かということにつきまして答弁が漏れていたようですので、もう一度管理者に確認したいと思います。
◆組合管理者
 まつお議員の再質問の②、私が承認した上なのかということでございますが、昨年12月25日の全員協議会にお配りした資料につきましては、あくまでも参考としてのものでございます。その資料を提示することについては、正副管理者が承認した上でのことでございます。ただし、現施設の稼働年数等、具体的なことにつきましては、先ほどの回答と重複する部分もございますけれども、機器等の詳細調査の結果や来年度設置するごみ処理基本計画検討委員会及び次期施設用地検討委員会からの答申を踏まえた上での協議が必要であるものと考えております。
◆まつお栄子
 それではまず、確認の意味で伺いたいと思います。全員協議会で示されました交付金関係の説明書では、国庫補助金を使い基幹的設備改良工事を行った場合、財産の処分制限期間が7年であること、そのほかに地方債の償還期間が10年であること、使用機器の耐用年数がおおむね10年であることなどを挙げて、工事完了後の稼働期間を10年としていますが、この工事を行った場合、国庫補助金を使って、最低でも10年ぐらいは施設を延長して使うことになるのかどうか確認したいと思います。
◆印西クリーンセンター工場長
 25日の資料につきましては、実際そうするということではなく、あくまでも参考ということで皆様にお配りしております。あくまでも24年、25年の継続となる機器の詳細調査、その結果を踏まえて、この現施設をどのように修理、延命化していくことがベストであるかということをその調査により判断して、その中で今後どうするかということが決定されていくものと理解しております。
◆まつお栄子
 今のご説明、わかったようなところもわからないようなところもあるわけなのですが、国庫補助金を使うと処分制限期間が7年であるという条件がつくのであるとすれば、7年以下にすることはできないわけですよね。そのほかに、地方債も大体10年、あるいは使用機器の耐用年数も10年ということになりますと、その工事を行って4、5年ということはないのではないかと私は思いまして、お聞きしているのですが、そこら辺はどうなのでしょうか。
◆印西クリーンセンター工場長
 機器の状況により、最初から基幹改良工事を行うという前提ではなく、いかに経費を抑えて地域の実情に対応できるかということも踏まえて、どのような形で延命化を図るかということを最初からこうするのだということではなく、その調査の結果によっては、基幹改良工事ではなく、違う方法で延命化を図るだとか、そのような判断がその時点でされるものと考えますので、最初から基幹改良工事をやって、交付金を使ってこうするのだというような前提ではないということは今時点ではご理解をいただきたいと思います。
◆まつお栄子
 調査により今後判断していくということで、理解しました。
それでは、もう一点確認したいと思いますが、延命化対策工事を行った場合、最低でも7年とか10年というのが資料にありましたというお話を私はさせていただいたのですが、逆にその延命化対策工事をかなり本格的にやり、工事後の稼働期間が10年以上になるということもあり得るのかどうか、確認したいと思います。
◆印西クリーンセンター工場長
 どのような延命化対策を実施したかにもよります。また、用地取得を24年度から開始しますので、どのような箇所で次期施設の場所に移転するかだとかいろいろな問題を総合的に勘案して修理、延命化対策を実施するものと考えていますので、今時点でここで10年、15年というようなことではなく、あくまでも総合的な判断でどのような修理を行うかということが決定し、それに基づいて実施されるというふうに考えております。
◆まつお栄子
 印西クリーンセンターの焼却施設の更新問題は、もともとが平成30年の計画でございました。昨年10月の前議会で私が現施設の耐久見込みにつきまして質問しましたところ、板倉管理者は、現施設は稼働開始から27年目を迎え、全国的にも長期使用の施設でありますと。一般的には、機械の耐久年数と施設に係る経費などから、15年程度稼働の後、延命化のための大規模な工事を実施して、稼働30年程度で役割を終えるケースが多いと、板倉管理者ご自身で答弁されております。30年程度で役割を終える施設が多い中で、当クリーンセンターは平成30年には稼働32年になります。そして、先ほどこれから調査を行った上ですよというお話もありましたけれども、示されています案が、現在の案では、そこからさらに10年間稼働を延長する場合もあるという計画です。それも、これまで15年目など一定の時期ごとに延命化のための大規模工事をしてきたわけではなくて、平成30年までの使い切りの予定でこれまでは応急措置、修繕をして、踏まえながら活用してきた施設をこれから延命化に向けて大規模工事を行って、先ほどの案のとおりだとしますと平成40年ごろまで使用するということになります。
 先ほど配付をお願いした資料がございます。これをもとにお尋ねしたいと思いますけれども、これは22年3月に環境省から出されましたごみ焼却施設長寿命化計画策定のための資料でございまして、事務局がこの間全員協議会でも出されています。これではございませんが、これの本体に沿ってなさっていると思いますけれども、ごみ焼却施設長寿命化計画の中の一資料なわけなのですが、この中に全国のごみ焼却施設廃止時の供用年数が掲載されております。
 これは平成19年度までですので、その後の多少の移動もあるかもしれませんけれども、これに沿って見ますと、最も多いのは24年間と25年間使ったもの、46から47施設、次は21年間の供用で43施設、多くは21年から27年程度の供用で、30年というのも30施設ほどあります。しかし、30年以上使用した施設は年数ごとにどんどん減りまして、37年、38年は多分2施設だと思います、全国で。そして、恐らくは非常に特殊な事情で40年供用の施設が全国でわずかに1施設あります。印西クリーンセンターは、計画に出されております案どおりですと、それも超えまして、全国的にほとんど例を見ない42年間という長期稼働になってしまいます。そこでまず、費用面について伺います。ここまで老朽化してしまった施設の延命化工事は、一般的な工事よりかなり費用がかかるのではないかと推測されますが、管理者の考えはいかがでしょうか。
◆組合管理者
 現在の延命化の修繕費用もかなり高額の費用を使っております。私は高いのではないかと思っております。この修繕の方法ももう少し検討して、恐らく安くできる業者があるのではないのかなと。今までずっと一辺倒にやっておるやり方、これに私は非常に疑問を感じております。それで、執行部にその辺のところを私は伝えてあります。これからこの延命化、できるだけ早く新たな候補地を見つけてつくらなくてはなりませんけれども、どうしてもすぐというわけにもいきませんから、その間の延命化対策費用、今までの計算でやると莫大なお金がかかってしまいます。これを幾らかでも安くするためにどうしたらいいか、それをこれから十分検討して、少なくとも半分ぐらいに抑えられるような費用で延命化対策をできたら、私はそういう方向で検討してみたいなと。そして、その実現に向けてやりたいなと、このように思っております。
◆まつお栄子
安くできるところは安くというのは当然です。板倉管理者の迫力でそういったところはやっていただきたいと思います。ただ、先ほどから申しておりますように、ここのクリーンセンターはもう30年以上、全国的に見ましても、ほとんどないくらい使っているわけなのですよ。本当に老朽化しているわけなのです。それをできるだけ安くということで、安全面でおろそかになりますと本当に近隣にとっても困ったことになりますので、そこら辺は十分留意していただきたいと思います。
 そこで次に、延命化工事後の稼働期間ですけれども、それだけ高い費用をかけまして延命化しましても、もともと老朽化している施設ですから、延命化できる期間が限られているのではないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。
◆印西クリーンセンター工場長
 個々の機器の状況については、前にもちょっとお話ししましたが、ことし、来年の継続事業であります詳細調査の中である程度わかってくるということで、それについてどのような対応をとるかということは判断していくことになります。また、こちらにいただきました資料につきましては平成23年ということで、現時点におきましては、全国的な焼却施設はこれ以降、延命化というような対応をとる施設が多くなりまして、全体的にはもっと長く対応しようという施設が多くなっております。また、技術的にも進歩しまして、この時点では40年というのは数は少なかった状況ですが、現時点では稼働開始から40年以上使っていこうという施設が徐々にふえてきているのが現状でございます。何度か申し上げましたが、調査をして、また用地だとか、それを含めて総合的な点で勘案しまして、ここで何年やるだとか、あるいはもうすぐ新しい箇所へ行くとか、その辺の判断がなされますので、最初からここで10年、15年ということを前提で組合の事業が進むということではなく、あくまでも少しでも延命化すべきか、次期施設で新しいものをつくったほうがいいかというようなコスト的な比較もしながら先へ進んでいくということで予算計上も考えておりますので、よろしくお願いいたします。
◆まつお栄子
 現在上がっております詳細調査の費用ということですので、これは調査をしてみないとわからないということも確かにあると思います。その辺も頭に入れた上で私の質問も聞いていただければというふうに思いますけれども、次に最大10年間延長したとしても、やはり10年後、その時期には新施設の建設が必要になるというふうに思うわけですけれども、その時点では、構成市町は、もともとの平成30年の更新計画の費用に延命化のための工事費をプラスして負担することになると思いますが、いかがでしょうか。
◆印西クリーンセンター工場長
 今のご質問、並行して進むことによってプラスアルファの経費がかかるのではないかというようなご質問でよろしいでしょうか。
◆まつお栄子
 もともとの計画が平成30年での更新でしたので、そのための費用から…。何でこんな質問をしたかといいますと、管理者ができるだけ200億円の無駄遣いをなくしたいというようなお話でしたので、またその平成30年時点での更新を今なくすことにより、さらにプラス延命化のための工事費というのが必要になって、プラスの負担になるのではないでしょうかという質問です。
◆印西クリーンセンター工場長
 当初平成30年で次期施設稼働ということを計画した時点では、こちらの資料にもありますように延命化という意識がまだまだ少なかったということで、延命化に対する補助金、交付金ですか、そちらのほうがまだ制度的にはございませんでした。しかし今は、詳細調査をやって基幹改良工事等を行えば、条件はありますが、交付金の対象となることが今制度的にはありますので、そちらを活用してやることによって構成市町の負担を少しでも抑えようということで考えております。また、それを使うことがベストなのか、それを使わないで延命化を短期間にして次期施設に行くかというところが、今までも申し上げておりますが、その辺がまた判断が必要ということでございます。
◆まつお栄子
 今後の詳細調査を経た上で、国庫補助金を使って中長期の延命化を図っていくのか、あるいは短期のものにしていくのかということですね。
 それでは③住民説明について伺います。延命化計画の重要性を住民に理解していただくために今後実施していくと先ほどご回答がございました。まず、住民への説明はどの時点で行う予定か伺います。
◆印西クリーンセンター工場長
 現在直近で考えておりますのは、用地検討委員会の中で、どのような条件で土地を公募するかとか、そういうことについてもパブリックコメントを求めたりとか、説明会も開催して、いろいろ組合から情報発信をしていきたいと考えております。また、その結果、用地だとか将来の延命化対策等はどのような形で進めるかとか、ある程度具体的になりましたら、地域での説明会、組合での広報紙、構成市町の広報紙、またホームページ等であらゆる手段を使って、少しでも多くの方に現在の組合の状況ということを発信していきたいと考えております。
◆まつお栄子
 現在の状況を発信していくということなのですが、今現在このクリーンセンターに関する問題はこういう状況にあるということを一般の住民の方はほとんどご存じない部分がございます。市民目線を掲げられた板倉管理者のもとでのクリーンセンター更新計画でございますので、随時明らかにして進めていっていただきたいと思います。
 それでは、次に伺います。現在クリーンセンター周辺は、煙突より高いマンションが周囲に幾つも建ち並び、煙突からの排ガスが、もっと広域の場合はもっと拡散されるのでしょうが、十分拡散される前にお年寄りや子供たちが1日暮らしている住まいを直撃するような状況になっております。こうした状況を一日も早く解消することを掲げて、印西市の板倉市長は市民の支持を得られたのではないかと思っております。
 多くの印西市民は、印西市の板倉市長が組合管理者に就任され、市から9住区への移転計画の白紙撤回の申し入れが行われた時点で、更新時期は5年ぐらいおくれるものの、平成35年ごろまでには中央駅圏以外の場所にクリーンセンターが移転更新されるものと思っております。クリーンセンターの更新に関しては、今後施設の延命化対策工事に向けて調査が行われ、その結果によっては、今後15年程度、現在地のままで稼働するということもあるかもしれない。こういったことも明らかにして、地元の理解を十分得ていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◆組合管理者
 まつお議員が言われるように、去年の7月の選挙において、現在のクリーンセンターから500メートルの場所に新たに施設をつくるということで、市民の皆さんのなぜこういった場所につくるのだといった、そういった思いが支持を受けたのではないのかなと。事実これは結果として出たわけでございまして、私はこれを進める上においても、現在の延命化、それと安定的なごみ処理をやっていかなくてはならない。これは何が何でもやらなくてはならないことでありますし、今の現在地でずるずる、ずるずる10年も15年もやっていていいのかといったら、そういうものではありません。これは一刻も早く候補地を選定し、そして適正な規模を決めて、それで適地に最少の経費で最大の効果が上がる施設をつくらなくてはならない。そういうことで、この辺の流れ等も逐次市民の皆さんに報告をしながら、また延命化でもう少しこのくらい時間かかりますよとか、そういったことも報告しながら、できるだけ早く進めていきたいと、こんなふうに思います。そして、いろんな意味で市民の皆さんに理解を得られるような方法で頑張ってまいりたいと、このように隠し事のないよう。決まってしまってから事後承諾的にやったから、みんな爆発してしまったわけですよ。これだって初めから、これこれこうなるのだけれどもって住民集会を決まる前に開いていたら、もっと何かしらの結果があったのではないかなと思いますよ。やはり住民あっての市政、行政ですので、住民にはよく知らせ、よく理解をしていただき、その辺の説明が必要かと思いますので、それを忘れずに頭に置きながら進めていきたいと、このように思います。
◆まつお栄子
 できるだけ早めますと。先ほども野田議員のときに早めますというふうなご回答がございました。先ほども申し上げましたが、現在市民の皆さんはどういうふうに考えているかといいますと、板倉管理者はこれまでいろんなところでこういうふうにしますよというようなお話をされてこられました。それで、更新時期が5年ぐらいおくれるかもしれませんけれども、平成35年ごろまでには中央駅圏以外の場所にクリーンセンターが移転更新されると、一般の市民の皆さんは本当にそういうふうに思っています。そこら辺がずれたまま行くと、また同じことになるのではないでしょうか。きちんと説明した上で理解を得てから進めていただきたい。それを申し上げておりますので、今おっしゃったようにお願いしたいと思います。
 続けますが、中央駅圏では平成14年ごろ、管理者の方が地元の周辺住民に高煙突化計画というのを約束されまして、ところがそれが数年後には中止になった経緯があります。周辺の住民の皆さんは、今度こそということで板倉管理者を信じているのではないかというふうに思います。管理者がいつも言っておられますように、誠意を持ってきちんと情報を公開し、説明責任を果たして、そして地元住民の理解を得ていただきたいと思いますが、いかがですか。
◆組合管理者
 まつお議員がおっしゃられるとおりでございます。市民の皆さんにうそ、隠しのないように、選定した場所がもし公募であった場合、それだって初めから住民に公開し、皆さんのご意見もしっかりと受けとめながらまとめていきたいと、こんなふうに考えております。
◆まつお栄子
 そこら辺は、今おっしゃったように頑張っていただきたいと思います。
3、今後のスケジュールについて、先ほどからちょっと出ている部分もありますけれども、確認の意味でもう一度お聞きします。
 ①としまして、12月25日の全員協議会で示されました概略スケジュールは平成26年度までの限定されたものでした。印西クリーンセンター更新計画を今後延長していった場合、新候補地の選定、また新施設の建設等はどのように実施していくのか、次期施設の稼働に至るまでの平成26年度以降の概略のスケジュールを伺います。
◆印西クリーンセンター工場長
今後のスケジュールについてということでお答えいたします。正副管理者会議の協議に基づいて、現施設の延命化と新施設の候補地選定、建設スケジュールについては同時並行で進めていくものでございます。候補地選定作業については、平成24年度補正予算に計上し、24年、25年、2カ年でできるだけ早い時期に決定できるよう進めることとしております。議員の皆様に12月25日にお渡ししたスケジュールの中では、もう少し長いような計画期間でございましたが、正副管理者会議の中で少しでも早く進めるということで指示を受けておりますので、少しでも早く決定できるようにしていきたいと思います。それ以降のスケジュールにつきましては、今後実施予定であります機器等の詳細調査の結果に基づいて、延命化計画等、次期施設の稼働計画も絡めて検討していく中で明らかにしてまいりたいと考えております。
◆まつお栄子
 それでは、3番につきまして再質問いたします。
印西市長の申し入れに伴う整備スケジュールの私案、これを一緒に出されていると思いますが、この私案は生きているのか、またどの程度参考にされているのか伺います。
◆印西クリーンセンター工場長
 印西市から11月19日に申し入れ書をA3のスケジュール表と一緒に組合のほうにいただいております。それはそれとして、正副管理者会議の中で、組合の中でスケジュールや比較検討できる資料をつくれということで現在進めておりますので、参考とはしておりますが、新たなスケジュールということで現在組合では進めております。
◆まつお栄子
いろいろお聞きしてまいりましたが、板倉管理者が早目に進めていきたいということでございますので、先ほども申しましたけれども、誠意を持って住民にきちんと情報を公開し、説明責任を果たして地元の理解を得た上で進めていっていただきたいと思います。
以上で私の質問を終わります。

印西市長選挙

印西市長選が終了した。
現職は大差の敗北だった。
各紙とも、
印西クリーンセンターの移転更新問題が争点となり
住民が白紙撤回を掲げる相手候補に共鳴したとある。

当選した板倉氏は、公約通り
クリーンセンター移転更新計画を白紙撤回するという。
組合議会で議決された予定地の地質調査、不動産鑑定等も
執行しないという。

板倉氏は、「ごみの減量をすれば100tの3号炉で十分足りる」として
移転更新にかかる最大198億円の事業費を「無駄遣い」と呼び
白紙撤回を主張していた。
一方では、新規の移転用地を公募で募集するという。

現在ある計画を白紙撤回するのは簡単だ。
クリーンセンターがある印西市の方から、
老朽化したクリーンセンターの移転・建替えはしないというのだ。
ごみ焼却は継続しながら、大きな負担は減るのだから
他の構成市町にとって、こんなに有難い話はない。

問題は、その後どうするかだ。
板倉氏は、新規の移転用地を公募で募集するとしていた。
クリーンセンター周辺の中央駅圏の多くの市民も
駅圏以外への移転に期待をこめて
板倉氏を支持し多くの票を投じた。
公募でそれができるのであれば、
ぜひとも早期に実現していただきたい。

新用地の公募の暁には、
この事業が無駄遣いだとして反対していた
白井市などの一部の方々も、
本当に実現可能性のある安い候補地を選定し
ぜひとも応募していただきたい。
何しろ、ごみの焼却施設、最終処分場、火葬場・斎場は
全て印西市にあるのだから。

これら、ごみの焼却施設、最終処分場、火葬場、斎場などの
俗に迷惑施設といわれる施設の整備は、
市民生活になくてはならないものでありながら
計画の実現までには本当に多くの年月を要する大変困難な事業である。

火葬場・斎場計画も、計画当初から10年以上の歳月を要して
平成6年度「平岡自然公園」としてようやく事業着手され、
平成19年度、ようやく印西斎場が開設されたのだ。
当時の伊藤利明町長(初代印西市長)は
この問題に命をかけ、開設の目途をつけて
平成8年、印西市の市制施行とほぼ同時にたおれられた。

現クリーンセンターの老朽化に対応して
それがどこにあろうとも、周辺住民に迷惑をかけない
最新の施設への更新を目的に
平成20年度から進められてきていた更新計画。
候補地決定までの2年間、
組合では検討委員会が設けられ、
公開で場所の検討が行われてきていた。
その内容は印西、白井、栄の議会でも
逐一説明されていたし
議員で知らなかった人は一人もいない。
場所の検討の段階で、私は中央駅圏以外への移転など
多くの意見を述べてきたが
それらもふまえた2年間の検討で、
最終的に9住区の候補地に決定されたのだ。
この間、他に意見を述べてきた議員は
殆どいなかった。

公約通り現計画を白紙撤回するのは簡単だ。
しかし、それは本当に印西市民のためになるのか。
周辺住民のためになるのか。
白紙撤回の後、新計画をこの段階まで
持ってくるのに何年かかるのか。
焼却施設の老朽化による機能低下で、
周辺の印西市民に影響が及ぶことはないのか。
迷惑施設といわれる施設の立地が、公募で本当に決まるのか。

圧倒的な票を得た板倉新市長の公約は、
単に「印西クリーンセンター移転更新計画の白紙撤回」ではない。
「公募による新候補地(中央駅圏以外)への移転」である。
新市長の責任は重い。

印西クリーンセンター更新問題

<中央駅北地区の署名について>

今日1月29日(日)、印西市文化ホールで
クリーンセンターについての説明会が開かれました。
その質疑の中で、クリーンセンター更新問題に関し
22年1月に提出された中央駅北地区の署名に関連して
私のことを名指しで中傷する発言が
二人の人から突然出され、あまりの内容に
びっくりしてしまいました。
誤った推測を前提としたあまりにひどい中傷であり、
事実を話そうと発言を求めましたが
終了時間を過ぎており、時間切れで認められませんでした。

印西クリーンセンターの更新問題については、
その経緯、問題点について、
これまで私は何度も議会の一般質問で取り上げ、
21年3月議会をはじめ、これまでの議会発言を
「まいたいブログ」(←検索)で掲載しているので
(21年3月、6、9、12月、22年6、9月、23年3月議会)
事実はこれを読んでいただければわかっていただけるとは思いますが、
中央駅北地区の署名については、
当時の北地区自治会連絡会全18自治会中、
3自治会を除くすべての自治会が参加して行われたものですので
参加自治会の名誉のために事実関係を書いておきます。

1.署名が行われた21年12月当時、
クリーンセンターの問題は、組合の検討委員会において、
白井、印旛、本埜を含め6カ所の候補地の中で検討されている段階で、
北地区連絡会の署名は、純粋に、中央駅圏ではない、
他の住民に影響の少ない地区での建設を求めて行われたものです。
当時は候補地が組合構成5自治体6候補地の中で検討段階で、
まだ決定されておらず、その時点だからこそ、
移転を求める署名に意味があったものです。
ちなみに署名活動は、北地区連絡会のクリーンセンター対策委員会が
行ったもので、個人が行ったものではありません。

2.説明会での発言の中で、当時議員は9住区になることを知っていて、
事実を隠して署名活動を行ったのではないか、
その署名に有効性はあるのか、という発言がありましたが、
1でも書いた通り、当時は6カ所の候補地の中で、
検討委員会が検討を行っている段階であり、
そのうちの9住区になるなどということを予測することは不可能でした。
検討委員会が6カ所に点数をつけて上位3カ所に絞ったのは22年3月のことです。
これについても私は、評価のしかた等について
あまりに片寄っているのではないか、と質問し、
再考を促してきました。

いずれにしても、当時私はこの問題について本当に心を痛め、
現在のクリーンセンターが中央駅前に建設されることになった経緯を
印西町議会時代の過去の議事録に遡って調べ、構成自治体全体の施設として、
より周辺住民への影響の少ないところでの建設を求めて、
候補地が検討されている約2年間、毎議会のように質問を重ねてきました。
21年12月議会では、過労で一般質問中に気分が悪くなり、
病院に運ばれてしまうほどでしたが、
ここできちんと発言していかねば、将来に禍根を残すとの思いでがんばってきました。

これほどの努力をしたにも関わらず、
結果として候補地が同じ中央駅圏の9住区になってしまったことについては、
検討の段階で、地域の将来を考えてさらに多くの方から声があがり、
実現可能な、よりよい候補地が見つかればよかったのにと
本当に残念に思っています。

2年間のさまざまな検討の結果として、
候補地が9住区に決定し、現在説明会が開かれています。
ごみ処理施設を稼働するには、
その前に何年も調査や建設のための期間が必要であり、
現在の施設の老朽化が進む平成30年に、
公害の心配のない新施設を稼働するには、
これから再度用地を検討している余裕はありません。
しかし、ごみの処理施設は私たちの生活になくてはならないものです。
私たち自身も毎日ごみを排出しており、
それがある日、ごみの焼却ができない、ごみ集積所に出しても収集されないで
毎日山のようにごみが溜まる、という状況になったら、生活はできません。
実際、都内のある市で昨年このような状況がありました。

組合が示している9住区の用地は、
住宅地ではなく準工業地域で、別添地図の通りです。
現在地は第2種住居専用地域で、周辺にもマンション、戸建住宅が迫っています。
現在、費用などの面からクリーンセンターの移転に反対し、
現在地のクリーンセンターの修理や建替えでの対応を求める意見もありますが、
平成30年以降も、中央駅前のマンション等に囲まれた現在地で、
さらに古くなっていくクリーンセンターをだましだまし使っていくことは、
安全面に関して、中央駅圏、周辺住民等にさらに大きな負担と不安を課すことになると思います。

クリーンセンターをある場所に建ててごみの処分を依存するのであれば、
周辺住民が安全に暮らせるように、最新の、絶対に公害を出さない安全な施設にしていくことが、
そこにごみを出す他の地域の人々の責任ではないでしょうか。
他の地域の人々が、施設は引き受けない、移転や最新施設にするための費用は出さない、
しかしごみは焼却してもらう、ということは、都内のK市と同様、余りに自分勝手で、
周辺住民のことを考えない言い分ではないかと思います。
 
クリーンセンターの問題は今後もさらに
考えていかねばならない重要な問題です。
市民の安全と安心な暮らしを最大基準として
対応していきたいと考えています。