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アンテナショップ

昨日(9/23)の祝日、
所用で都内へ出かけたついでに
有楽町の東京交通会館に寄り、
地方のアンテナショップを見学してきました。

交通会館へは数年前まで
地元の手工芸作家の展示会などで
何度か行ったことはあるのですが、
近年はあまり縁がなく、
地方のアンテナショップが集まっていることは
全然知りませんでした。

有楽町駅前のシンボルともなった
地上15階の回転レストランのある交通会館ビルは
旅行会社やパスポートセンターなどのほか
地下1階から3階までが飲食・喫茶・
旅行グッズ・専門店などの商店街フロア。
手作りアクセサリーや民芸品などのお店にまじり
地方の物産館がいくつか入居しています。

1階には「北海道どさんこプラザ」、「秋田ふるさと館」、
地下1階には「いきいき富山館」、「わかやま喜集館」、
2階には「滋賀県東京観光物産情報センター」など。
各館では、それぞれ地方の名産や地酒等の販売のほか、
観光パンフの配布、観光情報案内などもあり
季節に合わせて特産品の実演販売などの
イベントも行われています。

「北海道どさんこプラザ」はさすがに
観光北海道のアンテナショップらしく
威勢のよい掛け声の中でラーメンやコロッケの販売、
魚のすりみ団子汁の試食販売などが行われ
たくさんの人で賑わっていました。

私の目当てはふるさと富山の「いきいき富山館」。
「ますの寿し」やイカスミを入れた塩辛「黒づくり」、
銘酒「立山」、「昆布巻きかまぼこ」など
富山の実家で日常的に目にし口にしていたものが
そのまま手に入ります。
子どもを連れて帰省していたころ
帰り際に父や母がそっと車のトランクに
入れておいてくれたことを思い出す品々です。
この日は「白エビの押し寿司」「カニの押し寿司」の
実演販売も行われていました。

このほか秋田ふるさと館、わかやま喜集館なども回り
ときおり聞こえる各地のふるさと訛りとふるさとの香りを満喫。
東北や北陸などから来た客、帰る客が
大きな手土産の袋をいくつも持って入り乱れていた
かつての上野駅を歩いているような錯覚に
時折陥るようななごやかな時間でした。

有楽町・銀座周辺にはこのほかにも
沖縄や熊本、静岡、長野、群馬など
各地のアンテナショップがいくつかに分かれて点在しています。
マップもあるので、ショップめぐりも楽しめます。
常設館がなくても、
有楽町電気ビルの「ふるさと情報プラザ」では
全国各市町村の観光物産展を順次開催。
全国各地の観光パンフも手に入ります。

こうした観光物産館も一つではなく多数集積していると
地域全体で一つのテーマ性を持ち、広く集客が図れます。
都内では丸ビルや六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、
赤坂サカスなど、再開発による
おしゃれな商業業務ビルが次々にできていますが、
最新の洋服とブランド、グルメ、スイーツと、
テーマは似たりよったり。
同じ客層が次々に新しくできたところを渡り歩き、
新たな客層の開発・広がりにつながっていないのではと
感じることもあります。
かえって有楽町・銀座の地方の物産館の方が新鮮かも。

それにしても、千葉館はなかったですね。

日本のふるさとめぐりを楽しみながら
地方の暮らしとこれからの商業に
思いをめぐらした一日でした。

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